三河宗務所、「檀信徒協議会総会・研修会」を行う

 三河宗務所(豊田慈證所長)は7月5日、田原市法華寺(豊田慈證住職)において「檀信徒協議会総会・研修会」を行いました。
 この日は管内寺院・教会・結社より約50名の檀信徒が参加。豊田宗務所長導師のもと本堂で開式の法要が行われた後、午前中では昨年度の活動報告と今年度の活動計画が発表されました。午後の研修においては、静岡県富士市・平野譲山上人(法蔵寺住職)を講師として招き、合掌の大切さについて講話をいただきました。

 参加した60代の檀信徒は、「私達の世代が次世代に合掌の大切さを伝えていかなければならない。 ひいてはそれが社会や家庭の安定につながると思う」と語っていました。

 平野先生は講話の中で「合掌」と言っても、歌う方の「合唱」と間違えられてしまうほど、「合掌」という言葉は影が薄くなりつつある、とおっしゃっておりました。 古い歌に「右ほとけ、左われぞと合す手の、中ぞゆかしき南無の一声」というのがあります。そこから意味するのは、右手は清浄、真理、仏を表し、左手は、不浄、世俗、いつわり、煩悩、わたしたちを表わします。そして両手を合せるところに人の本当の姿、真実をみるのです。
 つまり、合掌することにより仏様と私が一つになり心を通い合わせ、仏の存在と安心を得るのです。「仏様が一緒だ」と考えると、心が豊かになり苦しいことも乗り越えることができるのです。
 先生の講話を聞いて、僧侶・檀信徒が一体となって「合掌」の大切さを伝えていかなければならないと、改めて決意を強めることができました。      

(内藤潮城 通信員)